スピーカー自作初心者のためのFostex 10cm用スピーカーボックス
JazzとClassicを好む管理者です。
私が探しているスピーカーは、Jazzでは繊細なピアノのタッチまで感じさせる綺麗で飛ぶ高音とベースのピッチカートが伝わる低音。 Classicではホールで聞いているような音の膨らみや残響感が楽しめるモノです。
理想を追い求めるとハイエンドスピーカーとなってしますが、高価なので手が出せません。
なので、安価、透き通る丁寧な高音、はっきり響く低音の3点が揃うスピーカー及びスピーカーボックスを探して自作してみます。
初回は失敗しても痛くない安価のスピーカーボックスを選択
今回チョイスしたのは 10cmのフルレンジスピーカーが1本入るスピーカーボックスです。
1本2000円弱なので、音がイマイチだったらサラウンドのリアch.用に置いてもいいかなと思ってます。
- Spec
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー型番 | FOSTEX P1000-E |
サイズ | 121(W) x 179(L) x 243(H)mm |
重量 | 約1.15kg |
内容積 | 3.6L |
形式 | バスレフ型 |
バッフル穴寸法 | Φ94mm |
板厚/材質 | t9パーティクルボード |
仕上げ | レッドチェリー |
付属品 | 木ネジ4個、ワッシャー4個 |
取付可能ユニット | P1000K, FE103En, FF105WK |
※取付可能ユニットはあくまでバッフル穴寸法とスピーカーボックスの設計を考慮したメーカー提供のユニットとしています。
ここで初心者として嬉しいのは、既に吸音材、ターミナル、内部配線されているので、スピーカーを取り付けて配線をするだけで良いこと。 吸音材の付け方、入れる量によっても音の響きが変わってくるので、初心者としては既存状態で十分です。
スピーカーを選ぼう
先述のとおり取付可能ユニットで「P1000K」「FE103En」「FF105WK」の型番が出て来ましたが、後に他の箱に移植することも考慮して周波数特性から「FF105WK」をチョイスします。
フォステクス 10cmコーン型・バスレフ専用設計のフルレンジユニット(1本) FF105WK
- Spec
項目 | 詳細 |
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メーカー型番 | FOSTEX FF105WK |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 0~25kHz |
入力 | 30W |
最低共振周波数 | 75Hz |
出力音圧レベル | 88dB/W |
詳細はメーカーHPを参照下さい。http://www.fostex.jp/craft/products/FF105WK
あとは取り付けるだけです。日曜大工並に簡単。
ただ1つ言えるのが、フルレンジ1本だけだと高音の伸びが今ひとつな感じ。ツイーターが得意とする周波数帯域が不足して、音に華が欠ける気がしますね。イコライザでチューニングです。
今回紹介したスピーカー/スピーカーボックス